Summer 2004 USA
グランドティトン・イエローストーン・ザイオンの旅
8月1・2・3日(日・月・火)

ソルト・レイク・シティー → ザイオンN.P.

8月1日(日)
帰路ソルト・レイク・シティーで泊まったモーテル、Best Western(400室ある。エントランスからは想像も出来ないくらいでかい)の朝食(無料)は良かったです。何が?自分で焼くワッフルがとても美味しかったです。

10:00最後のナショナル・パーク、ザイオン目指し出発です。今日の昼食?記憶が飛んでいます。 15:30頃ザイオン ・ロッジ着。1階か2階かを聞かれ、3泊するので2階を取る。すると、B棟の15号室か32号室か聞かれる。そんな事聞かれてもよくわからん。一応32号室を選び、『ここは表側の岩がよく見えるか?』と聞くと『よく見える!』との返事。色々とロッジの案内をしていただい たき、時間等を案内用紙に記入するとき、フロントの人は字を逆さまに書いていた。私たちにはよく分かるように説明しながら書いてくれたのだが、その妙技に驚ろいてしまった。

鍵をもらい早速カフェテリアに行って、前回来たときとても美味しかったソフトクリームを買いに行きました。やっぱり美味しかった。部屋に入ると思ったより良い部屋だったので納得しました。気になった15号室はどこか確認する。巨岩が迫る裏側だった。32号室で良かった。夕食の予約をして、部屋で小休止。7時前ロッジのレストランに出かける。(走行距離:318miles)

Zion Lodge

Zion Lodge

部屋のテラスから見えるCabin

8月2日(月)
何時に起きたのか?ロッジのレストランに行って朝食です。部屋に戻りEmerald Pools Trailです。Emerald Poolとなっていたので少しは期待したのですが、そんなものでしょう。でも、 ザイオンはトレイルが一番。迫る巨岩に囲まれ、ある時は岩が頭上に覆い被さるように出てくる。やっぱりきて良かったと納得のトレイルでした。本当は大自然の中で、おにぎりを食べる予定だったのですが、部屋に戻ってテラスで食べまし た。

Zion National Park

Emerald Pools Trail

 

↑ Upper Emerald Pool ↑

 

ロッジに戻ってお昼のおにぎりをつくる。中身は梅干しです。食後のデザートはオレンジです。

あれ?おにぎりは?すみません。食べた後に撮りました。

昼からは園内シャトルバスに乗ってテンプル・オブ・シナワバまで行って帰ってきます。途中、Weeping Rockで降りて、短いトレイルです。テンプル・オブ・シナワバまで巨岩を見ながらのしばし園内シャトルバスでのドライブです。Riverside Walkに入らず。しばらくとどまり園内バスに乗車して帰りました。
車でビジターセンターまで行きます。ビジターセンターでレンジャーに『私は今日、Emerald Pools Trailsで2時間半掛かりました。明日、Angels Landingまでトレイルしますがどの位掛かりますか?』、レンジャーは『3時間半掛かります』との事でした。
 
Weeping Rock Trail

Weeping Rockの名の通り、滴り落ちる水に難儀しながら撮る。

シャトルバスの天窓から望む巨岩

バス停The Grotto付近

ザイオンの地層

 
8月3日(火)

ここにきたら絶対に行かねばならないと思っていた、Angels Landingへのトレイルです。園内バスに乗って、次のバス停The Grottoまで行きました。橋を渡り靴のひもをしっかりと締め直しました。そこに、私より年輩と思われる夫婦にAngels Landingまでの道を聞かれました。その夫婦とは抜きつ抜かれつのトレッキングでした。しかし、その夫婦の足下はしっかりとしたトレッキング・シューズを履いています。

途中まではなだらかな道です。現れました・・・目の前にスイッチバックの道が ・・・。これを登り切るといよいよと思いました。登り切ると景色の良い場所に出ます。先ほどの夫婦に記念撮影を頼みました。『良いカメラですね・・・』等々、 なだらかな道が続きます。途中でもう一度頼むと、今度は『このカメラが欲しい!』とジョークを飛ばす。 『オー・ノー』の返事だけ。この時の思う、『もう少し喋れたらなぁー・・・』。しばらくなだらかな道を進むと、きました!目の前に、これぞと言わんばかりのスイッチバックの道・・・。きついです。

いよいよエンジェルス・ランディングです。 この橋を渡って→ ここで靴のひもを締め直しました。
良いの景色です。 下の写真のなだらかなところから撮る。 中央あたりがスイッチバックになっています。
スイッチバックになっているところから撮る。 登っています。 登り切りました。

良い眺めですね。 奥に入って行きます。 何の穴か?

メキシカン・ハット?のような岩 上から撮る。暫くすると→ きつかった。登り切りました。
登り切り、少しすると鎖の付いた道がありました。いよいよここだな!と思うと、その夫婦が先に登りました。
でましたね。45度以上はありますね。 『Don't touch me!』とマイペースな奥さん。 それでは、私も登ります。
旦那さんが 奥さんの事を気にかけて、後ろから補助をしようとしましたが、奥さんは大きな声で『Don't touch me!』。でも、気になる旦那さん。また後ろから補助をしようとしますが、またもや『Don't touch me!』。旦那さんは立場がありません。気になるが、もう、手をかす事は出来ません。少し離れて何とも言えないような顔をして、心配そうに奥さんを見守りながら登って行きました。その様子を下から見ていた私は、ちょと複雑な気持ち。旦那さんが可哀想に思いました。

中腹になだらかなところがあり、私が着くと、 その奥さんは私を見て『カメラはどうしたの?』『リュックの中にあります。』と言って取り出し、周りの写真を撮りました。その奥さんは私に、次の鎖の付いた道を見て『こんなクレージーな道、あなたは登るのですか?』 、私は『いや、止めます!』と返事をすると、何食わぬ顔をして登っていくのではありませんか。またもや、旦那さんは少し離れて、見守りながら登って行きました。よく考えてみると結構わがままな奥さんではないかな?でも、足下が違った。トレッキングシューズを履いてます。


Angels Landing(1,765m)

周りの事を気にせず、しっかりと鎖を持って下を見ず、一歩一歩確実に踏みしめて行くと、何の問題もなく登れます。
 
→右の写真が最後の難関です。残念ながら頂上まで行かず、ここで引き返します。
←左の写真は1mほど後ろに下がって撮りました。Zion Lodgeが標高1,303mとすると、ここは約400m下を見ている事になります。柵も何もありません。最高に緊張しますよ。

ここはそんな事では言い表せない恐怖感があります。 戻るのも勇気と思い戻りました。帰り道、鎖に捕まって登ってきた道が、そんなに恐怖感がありません。慣れって怖いですね。頂上に登るあの道を見ると、今まで登ってきた鎖の付いた道は、何とも思わなくなっていました。

帰路

帰路

戻ってきました。
 
Springdale
昼からは最後の洗濯物です。コインランドリーは2軒あります。町の中のコインランドリーへと出かけました。両替は2件隣のザイオン・パーク・マーケットです。洗濯物を洗濯機に入れ昼食です。近くに中華レストランがありました。頼んだものは3品、酢豚、エビ入り野菜炒め、焼きそばです。出てきたらやっぱり多かった。焼きそばは手を付けずお持ち帰りです。持って帰って夕食に炒め直しましたが、ニンニクがとても利いていて部屋中臭いが充満していました。(3日間の走行距離:35miles)
お土産を少し買いました。 エンジ色の車のところがコインランドリーです。 中華料理店がもう少し先にあります。
左側もレストランです。 良い景色ですね。 ザイオンの山並みが迫りますね。
現金は銀行で下ろしましょう。手数料なし 教会のような建物とザイオンの山並み。 某有名旅行ガイド誌'01〜'02と同じカット。
 
 

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