2005 Italy

アッシジ編  その2

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日が沈むと涼しくはなりますが、昨日、部屋に入ったときはちょっと蒸し暑かった。とは言っても汗が出るほどではない。アッシジではクーラーのあるホテルは少ないとのこと。私が泊まったホテルにはクーラーは付いています。しかし、フロントに使うことをお願いしないと使えません。部屋にはクーラーのスイッチは無し。添乗員にクーラーは使うとお願いしたはずなのに動いていない。フロントに電話してクーラーを入れてもらう。風の音がしたがあまり効いてない様子。
食事に出かけるのでまあいいか。食事から帰ってきたがクーラーの効き目は今一つ。フロントに行って部屋の温度を下げるよう頼む。フロントの人は効いているはずとのことだったが、温度を下げてもらう。コンピュータで完全制御されていた。部屋に帰り暫くするとよく効いてきた。シャワーを浴びた後は気持ちが良い。寝る前にクーラーをどうしようかと迷ったが、そのままで毛布をかぶりベットカバーもかぶって寝ました。問題なく気持ちよく寝られました。
 
7/29(金)4日目:アッシジ
 
ホテルの部屋から見た風景
クーラーは効いたままでしたが、窓を開けるととても涼しい。
 
朝食を終え、聖フランチェスコのお墓の前で日本語によるミサです。私は信者ではありませんが、心打つものがあります。聖堂の中は撮影は出来ませんので写真はありません。

 

 

神父さんの説明を聞いています。

 
ミサを終え聖フランチェスコ大聖堂の裏側?へ案内されました。 ↓上部の部屋は教皇が来たときに泊まる部屋とのこと。
とても新しい石が使われていました。多分、震災で修復したのでしょう。


修道士たちの食堂です。


水道の蛇口があった後?


単なる廊下です。

チャペルへと案内されました。

このカーテンの奥に秘密の部屋が・・・?
 
十字架の下にカーテンが掛かっている裏側が、大きな部屋につながっています。そこが聖人フランチェスコ(1182〜1226年)の半生を描いた映画「ブラザー・サン・シスター・ムーン」で撮影で使ったところだそうです。でも、建物(聖堂)自体が聖人フランチェスコのために、 ロマネスク様式の下の聖堂が1182〜1230年にかけて、上の聖堂はイタリアゴシック様式で1232〜1239年にかけて建てられたものですから、映画の撮影現場なんてあまり意味がないかも。 (しかし、ダメですね。帰国後、”ブラザー・サン・シスター・ムーン”のDVDをネットで買っしまいました。DVDを観たのですが・・・何処か分からない ?ドイツにお住まいのAmyさんに「殆どの撮影はサンジミニャーノです。」と教えていただく。世界遺産にもなっている塔が林立するサンジミニャーノも凄く良さそうです。)

ミサのために上着を着ていたので、着替えにホテルまで戻ります。


集合は下の聖堂の入り口です。

 
シスターと神父さんが何やら話をしています。今晩この場所でイベントがあるとは、私は知りませんでした。
建物で見えませんが(足だけが見えている)女性二人がシスターの迎えを待っています。右側からシスターが来られ何処へ?

静かに時を待つ神父さん

 
タクシーを3台チャーターしてアッシジの町の見学です。アッシジを見下ろす丘の頂にある城壁「ロッカ・マッジョーレ」です。
長い廊下を通って、螺旋階段を上がったら360度のパノラマです。
長い廊下はどうもこの城壁だね。 とてもきれいなお墓でした。 聖キアラ聖堂です。
皆さんお水を買っています。 城壁のちょっと高くなっているところが先ほど上ったところです。
 
スバジオ山の樫の森に隠れるように建 ち、聖フランチェスコがここで祈りと絶食、改悛、神との対話に専念した場所「エルモ・デル・カルチェリ」です。
ここでは静かに時を待つシスターと出会いました。
 
「サッン・ダミアーノ」ここは少数のフランチェスコ会修練層が暮らしています。また、 聖フランチェスコの生き方に倣う若者たちがここで1年を過ごし、会の精神を学びながら召命の自覚を深めている所とのこと。

人間の欲を捨てることが出来たら『幸せになれるよ』私には出来ません。

『信じるものこそ救われる』分からないことはないのですが・・・。

 
リボトルト教会の中に 聖フランチェスコとその修道士たちが共に礼拝と生活をした当時の小屋が残っています。その中で瞑想にしている人がいました。ちょっとびっくり!寝ていたのかな?
 
「聖マリア・デッリ・アンジェリ教会」聖フランチェスコが伝道を始めた場所として知られるポルツィウンクラ聖堂(残念ながら中の写真はありません。)を保存するために建てられた教会です。裏手になるのか、聖フランシスコ像とトゲの無い薔薇園があります。それがですね、聖フラン チェスコ像を見たときに何も思わなかったのですが、よく見るとかごの中の白い鳩が動くのです。本物の鳩でした。 『美しい薔薇には刺がある』ではなく『トゲの無いバラ園』が・・・残念ながら薔薇は咲いていませんでしたが、本当に茎にはトゲはありませんでしたよ。
 
昼食はアッシジの駅近くのレストランでパスタの盛り合わせ?日本人向けに色んなパスタをお皿に盛りつけてもらいます。これは助かります。昼食を終えAssisiの駅でバスのチケットをタバッチー(キオスクのような所)で買って、バスでホテルまで帰りました。 バスの中で乗車券を買うと高いんだって。
 
アッシジの町の上の駐車場にバスを止めてもらう。暑かったがホテルまで下りなので、ノンビリと散策しました。

ドアの右横に小さなドアのようなところを塞いでいるのをよく見かけます。これは死者を送り出す↑↑ところです。

土産物屋さんのディスプレイです。仏像があるよ!

ちょっと粋なレストランの入り口です。

 
ホテルに戻りシャワーを浴び小休止です。

 
そして夕食タイム。

一番は青カビのチーズ(ゴルゴンゾーラ・チーズ)でした。少しだけご賞味する。お酒を飲む方はワインと合うので癖になりますよ。その時に話題になったのが、ペコリーノ(腐敗した羊の乳のチーズ)の中に幼虫がいる”カス・マルズ”という幻のチーズです。商品化されていません。田舎のどこかで作っているそうです。
 
ホテルに戻らず、コムーネ広場にあるネットが出来るカフェ (インターネット@ポイント)に入る。今日の夕食の写真をジョイフル・ノートにアップしました。何か外がとても賑やかです。喉が渇いたのでレモンシャーベットを頼む 。半分飲んだところで、どうも外が気になるのでプラスチックの容器に入っていたレモンシャーベットを持って外に出る。若者がコンガとかボンゴの音に合わせて踊っている。縄の先に火を付けて踊っている男性もいました。最高の賑やかさです。しばし見とれていました。これはどうもいけませんな、中に引き込まれそうです。
コンパクト ・デジカメでシャッターを切っていると、今日の朝、聖フランチェスコ大聖堂で会った、ベニス近くの町から来たボーイスカウトの若者と出会う。英語が少し話せるようで、気軽に話しかけてきます。17歳ですよ。お酒は飲んでいませんでしたが、日本のお酒も飲んだことがあるとのことでした。イタリアはお酒を飲む年齢は決まっていないとのこと?だから、親が許せば飲んで良いとのことです ?ほんまかいな?

もう少しこの雰囲気を楽しみたかったのですが、時刻はまもなく午前0時になります。ホテルへ早々と帰りました。
 

同じ時刻に聖フランチェスコ大聖堂の前でもこの騒ぎでした。

※同じグループの方の写真集から

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