前回のイタリアの旅と違うところは、コースが逆であること。ベニスを通らずアシッジに寄り、ゆとりのある日程で行きました。
1998年のイタリア旅行の冒頭に、『美食の国 「イタリア」 食べ物は日本人の口に良くあうと思います。』と記した。訂正する気持ちはないが、イタリアの田舎料理はとても塩辛かった。
夏の暑さにバテないように塩分が多いのか?野菜のドレッシングを選ぶことが出来な
かった。ドレッシングはオリーブオイル、ビネガー、胡椒のようなスパイスで何処も同じような味であった。2001年ヨーロッパの旅でウサギのお肉をいただいたことがあった。スパイスを色々と効かしていたが、美味しくなかった。今回の旅でもウサギのお肉が出てきました。普通のお肉のように美味しくいただけました。食事はフィレンツェからミラノにかけてようやく食べやすく美味しくなりました。しかし、パスタも飽きてきてフィレンツェで一度、中華料理にあいなりました。酢豚が美味しかった。美食の国「イタリア」に文句を付けたようだが、そう簡単に評価はできない。
イタリアでも盗む行為は犯罪である。当たり前のことではあるが、それによって生計を立てているものがいる。『それは国が病んでいる。』と言えば返す言葉はないが、『そのような人たちでも、イタリアは大きな気持ちで抱えている。』と解釈すれば、フトコロの大きな国である。今回の旅で分かったようで分からないのが、『マンマ・ミーヤ!』と言う言葉である。
『Oh my God!』と単純には訳しきれない。これは奥が深そうである。イタリアに来て2年目の日本の方が、『1年目はイタリアの常識が分からず大変苦労しました。』と、今では『このポストは、誰にも譲りません。』と日本に帰る気持ちは無さそうでした。
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