中華人民共和国   


開設日:1999年4月1日

ラストアップデート:’99/06/14

 ある日の日曜日、何気なしに神戸はハーバーランドの某旅行会社に寄りました。海外旅行のパンフレットを見ていると、とてつもなく安い費用で中国は北京の旅がありました。それも全食事付きです。北海道の旅より安いのではないかと思います。某通運会社の主催での海外旅行は初めてだったので、少し心配でしたが費用の安さにつられて、参加してみることにしました。

 その結果、見出しの通り北京の旅を堪能する事ができました。中国の旅は某通運会社をお薦めいたします。また、今回も英語の必要性を特に感じました。日本語が通じなくても、英語は結構通じます。

 それでは、北京をご案内したいと思います。何かの形でこのホームページが少しでも参考になれば幸いです。ご意見・ご感想をお待ちしています。

日程

旅 行 内 容 ・ 宿 泊 ・ 食 事

23Mar.

〈午後〉 《CA922》

 関空出発(15:35)→(17:15)上海経由(18:25)→北京(20:10)

 上海で入国手続きをしました。入国カードと健康申告書が必要です。機内で配布されますが、予め旅行社で用意できるものは用意して記入しておく方が楽です。

〈夕方〉北京着

 は〜い!30名の団体行動です。市内レストランにて夕食です。思った通り、中華料理はとても美味しいです。

〈夜〉ホテル着 (蘇源錦江大厦)

 出発前にホテルを2社の旅行ブックで調べましたが、そのホテルの記載がありません。安い旅行なので、特に期待はしていませんでした。ところが、場所は北京の中心街から少し離れていましたが、1998年の10月にできたばかりなので、新しくとてもきれいなホテルでした。部屋も広く、四つ星以上の設備ではないかと思われます。ロビーの壁がとても中国らしく素晴らしかったです。 

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〈朝〉ホテルでの朝食です。

 ビュッフェスタイルですが何かが違う?ここで少し中国を感じました。私は欧米スタイルで食事を取り、お粥さんを少し頂きました。

〈午前〉『頤和園』(イーホーユィェン)

 清朝の離宮があった広大な大庭園で、敷地の約3/4を占める混明湖、無数の宮殿、楼閣などが美しいハーモニーを織りなし西太后を偲ばせるところです。

〈昼〉山西省の麺類の昼食でした。

 どれも中華料理です。ただ、麺はとてもあっさりしているので、脂っこい料理の後にはとても合います。

〈午後〉『万里の長城』

 月からも見える地球最大の建造物といわれる万里長城・八達嶺(ワンリーチャンチョン・バーダーリン)を訪ねる。それなりの登山感覚で臨んで下さい。歴史の感慨にふけりたい方は4〜5時間くらいは必要です。

〈夜〉レストランにて北京名物しゃぶしゃぶの夕食でした。

 手前に個人用の鍋があって、食材は円卓にどんどん運ばれてきます。これまた美味しかったです。

〈OP〉足裏マッサージです。

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〈朝〉ホテルでの朝食です。

 予定されていた時刻より15分早く行きましたが、団体行動の悲しさです。どうしても時間に追われてしまって、落ち着いて食事がとれませんでした。その他、沢山の観光客が団体で同時間に食事を取るので、仕方なかったかもしれません。

〈午前〉『天安門』(ティェンアンメン)

 天安門広場の北側に面して建つ、明清代の皇城の正門で、中華人民共和国のシンボルです。天安門広場は工事中でした。

    『故宮博物院』(グウゴン パウウーユィェン)

 紫禁城と呼ばれ明・清時代500年にわたり皇帝の居城であったところです。

〈昼〉広東風飲茶の昼食でした。

 私は、店員さんがワゴンに點心(点心)をのせて回ってくるのだと少しは期待しましたが、残念でした。団体行動の悲しさです、ふつうの中華料理みたいに円卓に食事が運ばれてきました。サンフランシスコの中国人街でも団体行動だったので同じでした。

番外編:神戸は三宮の高架下の『オールド香港』という広東料理店で本格的な飲茶がいただけます。

〈午後〉『天壇』(ティエンタン)

 明清時代に皇帝が天に五穀豊穣を祈ったところだそうです。

    『王府井』(ワンフーチン)

 北京の銀座通りだそうです。私たちが着いたときは、東安門街の夜市の屋台が北側から現れて、東安門大街に店開きをしているときでした。

〈夜〉北京名物北京ダックの夕食です。

 北京ダック以外は追加注文できたので、十分に満足しました。北京ダックだけが余ったので、そのまま食べたら脂っこくて美味しくなかったです。

〈OP〉朝陽劇場にて雑技鑑賞でした。

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〈早朝〉4:45起床です。5:30ホテル出発です。朝食はお弁当でした。

 《CA921》北京(8:00)→(9:55)上海経由(11:05)→(14:05)関空

 北京で航空使用税90元(’99年3月現在)が必要です。上海で出国手続きです。出国カードが必要です。その場で記入するより、旅行社で出発前に用意しておく方がとても便利です。

 定刻通り関空に着き、私たちは他の人より先にCA921の手荷物が出てくるターンテーブルで待っていました。しかし、ほとんどの旅行者が手荷物を取りに来ないのです。ターンテーブルは荷物でいっぱいになり次の荷物が出てきません。よく見ると階段を下りたところのターンテーブルの前が人でごった返しているのではありませんか、こんなの初めてです。早く取りに来いよぉ〜!日本に着いてみんな安心したのかな?

旅 行 中 に 気 が 付 い た こ と

治安 : 特に悪い感じはなかったです。もちろん、夜間寂しいところに近付かないことは、日本でも同じことです。

トイレ : トイレットペーパーがないところが多いです。私たちのグループには、トイレペーパーを持ち歩いている人がいました。扉はきちんと閉まらないのが多いです。女性の方がひとりで行くときは、開き直って下さい。地元の人はどうも扉を閉めずに、大の方もしていました。これには私もびっくりしました。有料トイレが多いので小銭をもっているととても便利です。私が入ったところは3角(約5円)でした。もちろん男女は別です。北京の空港ではトイレットペーパーが付いていました。再生紙なんですが、再生前の紙の面影が残っていて、所々文字が残っているのです。年輩の方は懐かしく思うでしょう?

タクシー : 初乗り10元でした(3月のレートで約150円)。ある程度道がわかってきてから乗るのが賢明です。ホテルの玄関からは乗れません。地元の若者はよく使うそうです。

露天の売り子 : 特に気を付けて下さい。とてもしつこいです。ものを買うのはいいのですが、その後、自分の持ち物をすられる場合があるそうです。夜はいきなり車から出てきて、取り囲まれます。

お土産 : 私はお茶を買いましたが、値段がまちまちです。烏龍茶の高級銘柄の鉄観音60g入りが30元でした。ある店では、125g入りが80元。上海空港では250g入りが結構安かったです。ただし、街で売っていたパンダのおもちゃが3つ1,000円だったのが、空港では1つが、1,000円でした。

両替 : 現地でしかできません。

その他 : 観光地では1,000札が使えます。私は、足裏マッサージで5,000円札を使いました。

       『街並み』 も見て下さい!

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